作成日:2023/04/04
旅立ち前のひとネタ



前回、「自転車卒業旅行」のお話をさせていただきましたが、ちょくちょく登場させていただいている私の息子もこの4月から大学生。進学する学校は都内にあり、自宅からも比較的近いのですが、性懲りもなく野球部に入る関係上、寮に入ることとなり、長年住んだ我が家から巣立っていくこととなりました。彼が家を出ていくにあたっての私の心配事はただ一つ。それは、今まで数多く、彼の言動から本コーナーのネタを見出してきたのに、これからはそのネタ元が身近からいなくなってしまう・・・。これはなかなか深刻な問題です😱
さて、そんな彼が先日、友人と遊ぶためにディズニーランドのお膝元、舞浜駅で待ち合わせをしたときのこと。我が家から舞浜駅までは15キロほどの道のりなのですが、彼は遊ぶ当日に現地までランニング(と言っても、加勢大周🎽じゃなくて、走る方です🏃!)で行きたかったようで、前日に自転車で舞浜駅まで行き、駅のロッカーに着替えや財布などをしまい込んでおくという事前準備をしていました。私はそれを聴き、「財布をしまっちゃったらロッカーの支払いができないだろ!」と得意気に突っ込んだのですが、それに対して息子は「スマホの電子マネー決済だから大丈夫なんだよ!」とドヤ顔で答えてきました。「おぉ、今はそういう時代か。」と私も納得したのですが・・・。さて、迎えた当日、道すがらの写真などをLINEなどでよこしながら、無事に目的地まで到着した息子。揚々と「無事到着!」と送られて来てたのも束の間、直後のメッセージは次のようなものでした。「プロテイン買ったらSuicaの残高なくなってロッカー開かなくなっちゃった・・・(以上、原文まま)」。到着時残高650円、プロテイン代160円、払うべきロッカー代は500円・・・。はい、何度計算しても10円足りません。その日は3月としては寒く、周囲はマフラーやコートを着込んで「夢の国」を楽しみにきた家族連れやカップルだらけ。その中で半袖&短パンで汗が冷えきって体を震わせている「ヤバいやつ」が一名。・・・完全にディズニーの営業妨害です。
その後、彼は、交番や駅に「必ず返すので10円貸してください〜!」と凍えながら聞き回ったらしいのですが(マッチ売りの少女を思い出します・・・)、答えはいずれも「NO」。最後は、ロッカー点検の係員さんが親切にも個人的にお金を貸してくれたおかげでロッカーを開けることができ、やっと周囲と調和のとれた服装を手にすることができたのでした。
息子ながら、家を出る前にひとネタを提供してくれて、「でかした!」といったところでした。

 
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