作成日:2024/08/30
最終回は気づかないうちに・・・



8月も終わりに近づいてくると、お盆休みも終わり、甲子園も終わり、アイスボックスを売っているコンビニも少なくなり・・・(私、ランニング中にアイスボックスに炭酸飲料を入れて飲むのが至福のひと時なので、これ結構残念です😥)、「夏も終わりだなぁ」と、何となく寂しい感じがしてきます。(頭の中では「な〜つがす〜ぎ〜、風あざみ〜」が流れております・・・。)子どもの頃は、何となく感じていたこの哀愁ですが、大人になって子どもを育ててみると、その正体が「最終回」であることに気づきました。「クワガタを一緒に採りに行くのも今年までかなぁ」とか、「お祭りも来年からはきっと友だちと行くんだろうなぁ」とか・・・、何であっても「最終回」と思うと感慨深いものです。つい最近、とある企業の2種類の広告を目にしました。1つは、自転車の練習で、転んでばかりだった子どもが急に上手に乗れるようになった瞬間を捉えて「手が届かないところまで行く。これからもきっと」と親の心情を描写したもの。そしてもう1つは、入浴シーンで、子どもから「今日からシャンプーを自分でする」と言われ、「昨日のが最後のお手伝いだったんだ」と回想しているもの。本当に物事の「最終回」は気づかないうちに過ぎ去っていることが多いものだなと改めて感じました。ドラマや漫画のように、「いよいよ最終回!」と事前に分かっているものは、そのつもりで構えて臨めますが、日常の「当たり前」は、後からそれが最終回であったことに気づくものです。子育てに限らず、仕事、人との付き合い、遊び・・・、いつ最終回が来ても良いように、「今日の花は今日のうちに摘め」の心づもりで臨んでいきたいものですね! 

 
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